本日はお集まり頂きまして誠ににありがとうございました。皆様の御陰で、総会は大変盛況なうちに幕を閉じました。事前の段階で多数の方からのお申込みをいただき、当日参加の方も合わせると500余名の方にお集まりいただきました。
今年のテーマ「つむぐ-みんなの学舎-」には、二つの目標、と言いますか、願望がこもっていました。
一つは、同窓会の皆様と今の北高の学生をつむぐこと。
今年は、初めての試みとして、恒例のお茶席に加え、控えの間において現役高校生の華道部や書道部、物理化学部の協力を頂いて部活展示を実施し、吹奏楽部のOB・OGによるクラリネットミニコンサートを開催しました。
同窓会の皆様には学生の活躍と作品の素晴らしさをご覧頂き、北高の皆さんには卒業生との連なりを感じてければとの気持ちで企画したものだったのですが、想像をはるかに超えた素晴らしいものになりました。控えの間は今までにないほど盛況で、現役、卒業生各々にお楽しみ頂けたと思います。
二つ目は、世代を超えた交流をつむぐこと。
同窓会は、若い期の皆さんにはなかなか声が届かず、これまで出席者数は少ないのが現状でした。そこで、今年はこれまでのご案内方法に加え、FacebookやTwitterなどを活用するなど、若い期にまずは同窓会を知って頂けるように力を入れました。お蔭様で、事前申込みの段階で39期以降は54名、25歳以下である60期代にも現地でお会いしただけでも6名にご参加いただきました。上は御年90代になられる庁立30回代から下は20代の60期代までととても幅広く、世代を超えた糸がつむげたかと思います。
そして、37期のSTVメンバーの全面協力による総会でのクイズ大会など、皆様方にお楽しみ頂けるよう心を砕いた様々な企画を通じ、同期の横糸・先輩後輩の縦糸を織りなし、庁立高女・札幌女子高・札幌北高という名の大きな織物をご参加の皆様で広げて頂けたかと思います。
お帰りの際、今年は楽しかった、面白かった、素晴らしかったと、皆様全員からお声をおかけ頂きました。37期と51期の幹事一同、そのお言葉だけで報われた思いがいたします。
本日はお越し頂きまして誠にありがとうございました。
2016年8月6日
112回札幌北高等学校同窓会総会実行委員会
実行委員長 中島康博